歯並びを短期間できれいにしたいけれど、たくさんの歯を削ってクラウン(差し歯)にするのは抵抗がある・・・と悩まれる方はたくさんいらっしゃいます。当院では「できるだけ削らずに」また「歯の神経を抜かずに」綺麗な歯にする審美治療をおこなっています。
セラミック治療と部分矯正を併用することで、極力健康な歯を残しつつ短期間(3~6か月)で治療することができ、多くの患者様にとても喜んでいただいています。
上の歯6本をセラミッククラウン、下の歯6本を部分矯正で治療しています。
この患者様は、口元が綺麗になったことで輝くような美人になられました。
できるだけ削らず最短で歯を綺麗に
歯並びを矯正治療で治そうとすると、全顎の矯正では2~3年かかる場合が多いので、「そんなに時間をかけられない」という方も多く、また矯正装置(ブラケット)が見えることに抵抗があって踏み切れない方もいらっしゃいます。
そういう方はセラミック治療を選択されるのですが、セラミックですべて解決しようとすると、上下合わせてかなりの本数を削ってクラウン(差し歯)にしなければならないケースも多く、今度は「健康な歯をそんなにたくさん削るのは・・・」と悩まれることになります。
他の医院でセラミックの審美治療を薦められ、一度に10本以上の歯を削り、歯の神経も抜いて差し歯にした、という方もいらっしゃいますが、歯の健康を考えればあまり薦められない治療です。
そこで当院では、セラミック治療と部分矯正を組み合わせ、できるだけ短い期間で、神経をとることなく削る量も最小限にしたプランをたて、健康な歯をなるべく生かす審美矯正治療をおこなっています。
「セラミック治療と部分矯正併用」のしくみ
審美面で特に気になる歯、目立つ部分をセラミックで短期間に治療します。それ以外の歯はなるべく生かして、部分矯正で整えます。セラミック治療と部分矯正の治療は同時進行でおこないますので、短期間(通常3~6ケ月程度)で終了することができます。
部分矯正で使用する装置は、目立たない白色のブラケットなので、特に下顎であればあまり気づかれずに治療をおこなうことができます。また、ご希望により裏側(舌側)につける装置もお選びいただけます。
上:セラミック 下:部分矯正
裏側(舌側)の矯正装置
歯の神経を抜かない
セラミック治療は、医院によっては歯の神経を抜く方法でおこなっていますが、当院では殆どのケースで神経を抜かずに治療をおこないます。また、歯の形状や向きなどにより通常では神経を抜かなければクラウンにできないような症例でも、事前に部分矯正をおこなうことで神経を抜かずに治療することが可能です。
「セラミック治療と部分矯正併用」のメリット
- すべてセラミック治療で治すよりも、削る本数を少なくし、健康な歯を生かすことができます。
- すべて矯正治療で治すよりも短期間で治療ができます。セラミック治療と部分矯正治療は並行して行いますので、通常3~6か月程度で治療が完了します。
- 審美性だけでなく噛み合せを改善することができます。そのため、セラミック歯も長持ちします。
- 通常ではクラウンにする際神経を抜く必要がある形状の歯でも、事前に部分矯正をおこなうことで、神経を抜かずに治療することが可能です。
部分矯正とは
「部分矯正」について多くの方が疑問に思われるのは、通常の矯正治療と何が違うのか、ということではないでしょうか。全顎矯正なら2~3年かかる治療が、部分矯正で数か月で治るのはなぜ? と思われることでしょう。
もちろんすべてのケースが部分矯正で治るわけではありません。不正咬合の程度が大きい場合や、顎の骨格に問題がある場合は全顎の矯正治療が必要になります。しかし、前歯のデコボコなど審美面の改善を希望される方の場合、部分矯正で治療できるケースは多いのです。
部分矯正のしくみ
全顎矯正では歯を並べるスペースが足りない場合には抜歯をしてスペースを作りますが、部分矯正では主にストリッピングという方法をとります。ストリッピングとは、歯の側面(歯と歯の間)のエナメル質をごくわずかずつ削り、スペースを作る方法です。
歯の表面のエナメル質は無機質が主成分の硬組織で、削っても痛みはありません。通常の歯磨きや咬み合わせでもエナメル質が多少削れる場合もあり、0.5mm程度まで削っても歯が弱くなることはありません。
そうやって少しずつ歯を小さくしてできたスペースで、並びきれなかった歯を並べます。
ストリッピングでは表面をよく研磨しないと虫歯になりやすくなりますが、当院では専用の研磨器具で入念に仕上げをおこないますので、虫歯の心配もありません。
部分矯正が適用できるケース
- 歯並びのデコボコや噛み合わせの不正が前歯だけの場合(奥歯の噛み合わせは問題ない場合)
- 歯を並べるために不足するスペースが小さく、抜歯をしなくてもストリッピングでスペースを確保できる場合(もしくは前歯部のみ抜歯する場合)
- 顎の骨格的な問題がない場合
部分矯正が適用できないケース
- 奥歯の噛み合わせに問題がある場合
- 歯のデコボコが大きく、奥歯を抜歯をしないと歯を並べるスペースが確保できない場合
- 顎の骨格的な問題がある場合(反対咬合など)
部分矯正が適用できないケースで無理に部分矯正で治そうとすると、噛み合せが悪くなったり、歯は一列に並んでも口元が不自然になるケースがありますので、注意が必要です。
患者様の歯が部分矯正での治療が可能かどうかは、診察をしてから詳しくご説明いたします。部分矯正に適さない症例で無理に部分矯正治療をおこなうことはけしてありませんので、安心してご相談ください。
部分矯正の治療ケース
(ケース1)セラミック治療 + 部分矯正
上の歯をセラミック治療、下の歯を部分矯正、というのが一番多い治療パターンです。
この患者様は、上の八重歯とデコボコがコンプレックスで来院され、八重歯の抜歯もおこなっています。
- 治療前
- 上:八重歯抜歯し仮歯
- 治療後 下:部分矯正
(ケース2)部分矯正のみ
もちろん部分矯正だけの治療もおこなっています。この患者様は、上の前歯のすきっ歯が気になって来院され、部分矯正のみで治療をおこないました。
上:部分矯正
(ケース3)部分矯正後にセラミック治療
歯の生え方がねじれているような場合は、そのままセラミック治療をおこなうと歯の神経を抜かないといけないケースが多いのですが、事前に部分矯正をおこなってねじれを直すことで、神経を抜かずに治療がおこなうことができ、また歯肉のラインも綺麗に整います。
- 治療前
- 上下:部分矯正
- 治療後(上:セラミック)
●部分矯正の様々な治療例を「症例集」に掲載していますので、ご覧ください。
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